SONGS

燃えあがるまで

燃えあがるまで     1995年製作



通りすぎる風 夜に見えず 乾いた寒さに 身がふるえる

今は灯くらいの炎でも 絶やさぬように ひたすらにこの胸に


追いかけてゆく 何処までも たやすくつかまるはずもないさ

心に焚き木をくべながら ため息一つで消さぬよう 守ってく


*燃えあがる 燃えあがる 燃えあがる

燃えがる 燃えあがる 燃えあがる その日まで

 

凍えた両手に息をかけ ひたすら春を待ち望む

やがて過ぎゆく季節なら ひとりきりでも乗り越える このままで


つらいことなら何度でも いやというほどかみしめて

だけどそのたびたずねるさ 心の炎は消えたかと この胸に


*REPEAT X2

   




COLUMN~コラム

 

この曲も自分の中では古い方の分類に入るが、先日音楽関連物の片付けしているとこの「燃えあがるまで」の歌詞カードが出てきた。よく見ると1995年6月に自分たちが開催した野外ライブの最後に出演者みんなで歌うために書いたものだった。        

 思い出すとこのHPの制作者高橋君が「この曲最後にぴったりだからみんなで歌おう」と言ってくれたのだがオイラは「みんな知らない曲だから無理だろう」と反対した。しかし彼の熱意?に押され、当日集まってから練習しようということになった。

 そして当日みんなに歌詞カードを配り曲を聴かせると「これはいきなりでは歌えない」という意見ばかり(やっぱりね)・・各自で歌うパートの割り振りまでしてあったが結局オイラと高橋君で歌いその他はほぼ口パクということになった(笑)。それでもそんな思い出があるこの曲は東京・江古田のマーキーでの最初のライブの最後を飾った由緒?あるものなのです。もうかれこれ22、3年は歌っていなかった曲をひさびさに歌ったのが今回の紹介のテイクなのです。